はちみつに魅せられたきっかけ
定年退職後、近所の農家さんをお手伝いしたことがきっかけで養蜂に興味をもちました。農家さんのハウスでミツバチを育てていたのです。ハウスで花の蜜をミツバチに集めてもらい採取するのを見て、自分でもできるのじゃないかと・・・。今思えば安易な考えでしたが。
私はハウスをもっていませんでしたので、巣箱をどこに置いたらよいのだろう?というところからあちこち車を走らせよさそうな場所をさがしてきました。
置き場所を探して探して・・・
花畑が広がっていても近所に民家があれば巣箱を置くことはできません。できれば人里離れた場所で迷惑がかからないところを・・・。そうして最初の数年は一か所であったところを今では軽井沢や赤城山麓をメインに数か所に増やして採取しています。
当たり前のことですが、花の咲く時期は限られており、同じ場所に巣箱を置いても花が咲かないことにははちみつを採取できません。
そこで、菜の花からはじまりアカシア、百花、カボスなど前年にとれたはちみつでどれがおいしかったかを考えながら置き場所を変えていきます。
失敗の繰り返し
当社ではブルーベリーも育てて販売しています。当然、花が咲きます。そうだ!ブルーベリーのはちみつもいいんじゃない?そう思い2年前にはブルーベリーはちみつにもチャレンジしてみました。巣箱を置いて採集できる日を心待ちに。一口なめてみて「まずい・・・」なぜおいしくないのか経験不足の私にはわかりません。花が咲くイコールはちみつが取れると考えていて、蜂蜜はとれるのですがどうにもこうにもおいしくないのです。そんなこんなでブルーベリーはちみつは自宅でせっせといただく結果となりました。
少しだけ品質が安定
何事も経験でしょうか?あちこち売られているはちみつはアカシアとかれんげとか聞き覚えのあるものばかりです。花の蜜にもきっと相性があるのでしょうね。間違いのない美味しさを求めた結果、とりあえず昨年好評だった菜の花とアカシア、ここからスタートしたいと思います。それでも挑戦は続けたい。今年はどこに置かせてもらおうか・・・